【活用ガイド】

JVNDB-2011-001717

Linux および Mac OS 上で稼働する Cisco AnyConnect Secure Mobility Client における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Linux および Mac OS X 上で稼働する Cisco AnyConnect Secure Mobility Client (旧名称 Cisco AnyConnect VPN Client) の helper アプリケーションは、クライアントの実行ファイルを、その信頼性を検査せずにダウンロードするため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 2.5.3041 未満
  • Cisco AnyConnect Secure Mobility Client 3.0.1047 未満

想定される影響

第三者により、VPN ヘッドエンドサーバを偽装され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2040
参考情報

  1. JVN : JVNVU#490097
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2040
  3. ISS X-Force Database : 67739
  4. SecurityTracker : 1025591
更新履歴

  • [2011年06月20日]
      掲載