【活用ガイド】

JVNDB-2011-001709

RSLinx Classic EDS Hardware Installation Tool にバッファオーバーフローの脆弱性

概要

RSLinx Classic EDS Hardware Installation Tool には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

Rockwell Automation が提供する RSLinx Classic EDS Hardware Installation Tool には、EDS ファイルのフォーマット処理に起因するバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

影響を受けるシステム


Rockwell Automation
  • RSLinx Classic EDS Hardware Installation Tool 1.0.5.1 およびそれ以前

想定される影響

細工された EDS ファイルを開くことで、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受けたり、任意のコードを実行されたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
Rockwell Automation が提供する情報をもとにアップデートを適用してください。

なお、開発者より以下の情報が公開されています。

  * 当該製品を実行している機器に対する物理アクセスを制限する
  * 当該製品の使用に関する適切なポリシーを策定する
  * EDS ファイルは信頼できる関係者(製品ベンダなど)から受け取る
  * パッチ(Aid 276774)を適用する

[ワークアラウンドを実施する]
パッチを適用するまでの間、以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  * Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) を利用する
ベンダ情報

Rockwell Automation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVNVU#127584
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#127584
更新履歴

  • [2011年06月17日]
      掲載