【活用ガイド】

JVNDB-2011-001708

IBM DB2 における non-DDL ステートメントを実行される脆弱性

概要

IBM DB2 は、グループからのロール・メンバーシップを適切に無効にしないため、non-DDL ステートメントを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2011-0757 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 9.5 FP7 未満
  • IBM DB2 9.7 FP4 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、以前のロール所有権を継承されることによって、non-DDL ステートメントを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1846
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1846
  2. Secunia Advisory : SA44229
  3. ISS X-Force Database : 66980
更新履歴

  • [2011年06月16日]
      掲載