【活用ガイド】

JVNDB-2011-001596

KDE SC の Konqueror 内にある KHTMLPart::htmlError 関数におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

KDE SC の Konqueror 内にある khtml/khtml_part.cpp の KHTMLPart::htmlError 関数には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


KDE
  • KDE SC 4.4.0 から 4.6.1
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 6 
  • Red Hat Enterprise Linux HPC Node 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6 
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 

想定される影響

第三者により、利用できない Web サイトへと接続される URL 内の URI を介して任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

KDE レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1168
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1168
  2. Secunia Advisory : SA44065
  3. SecurityFocus : 47304
  4. ISS X-Force Database : 66697
  5. SecurityTracker : 1025322
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0927
更新履歴

  • [2011年05月18日]
      掲載

公表日2011/04/21
登録日2011/05/18
最終更新日2011/05/18