【活用ガイド】

JVNDB-2011-001485

複数の Microsoft 製品における任意のコードを実行される脆弱性

概要

複数の Microsoft 製品には、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Excel 2002
  • Microsoft Excel 2003
  • Microsoft Office 2004 (mac_os) 
  • Microsoft Office 2008 (mac_os) 
  • Open XML File Format Converter for Mac

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Excel ファイル内のレコード情報を介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損)状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS11-021
  • マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ : 2501584
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS11-021
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS11-021e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA11-102A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0103
参考情報

  1. JVN : JVNTA11-102A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0103
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2011-0008
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS11-018,019,020,021,022,023,024,025,026,027,028,029,030,031,032,033,034)
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA11-102A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA11-102A
  7. Secunia Advisory : SA39122
  8. SecurityFocus : 47244
  9. SecurityTracker : 1025337
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0940
  11. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 71760
更新履歴

  • [2011年05月06日]
      掲載