【活用ガイド】

JVNDB-2011-001455

Oracle Solaris 10 に認証情報漏えいの脆弱性

概要

Oracle Solaris 10 には、認証情報が漏えいする脆弱性が存在します。

Oracle Solaris 10 の バックアウトパッチには、パスワードハッシュ情報が漏えいする脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Solaris 10 
  • Oracle Solaris 8 
  • Oracle Solaris 9 

想定される影響

パスワードハッシュを取得した第三者によって、root や一般ユーザアカウントの認証情報を推測される可能性があります。
対策

[パッチを適用する]
開発者の情報をもとに 119254-80 のパッチを適用してください。

[ワークアラウンドを実施する]
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

* バックアウトパッチの読み取り権限を制限する
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0412
参考情報

  1. JVN : JVNVU#648244
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0412
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#648244
更新履歴

  • [2011年04月28日]
      掲載