【活用ガイド】

JVNDB-2011-001389

64-bit プラットフォーム上で稼働している PHP の exif.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

64-bit プラットフォーム上で稼働している PHP の Exif 拡張モジュール内にある exif.c は、不正な形式のキャストを処理してしまうため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.3.6 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Image File Directory (IFD) を付与されたイメージを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0708
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0708
  2. SecurityFocus : 46365
  3. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0706
更新履歴

  • [2011年04月21日]
      掲載