【活用ガイド】

JVNDB-2011-001370

Apple Safari の HTML5 ドラッグ&ドロップの機能における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Apple Safari の WebKit にある HTML5 ドラッグ&ドロップの機能は、同一生成元ポリシーを回避されるため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
本脆弱性は CVE-2011-0778 と重複している可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 5
  • Apple Mac OS X v10.5.8
  • Apple Mac OS X v10.6.5 以降
  • Apple Mac OS X Server v10.5.8
  • Apple Mac OS X Server v10.6.5 以降

想定される影響

第三者により、コンテンツのドラッグの処理に関連して、同一生成元ポリシーを回避され、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT4566
  • Apple セキュリティアップデート : HT4566
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0166
参考情報

  1. JVN : JVNVU#643615
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0166
  3. SecurityFocus : 46811
  4. ISS X-Force Database : 66004
  5. SecurityTracker : 1025183
更新履歴

  • [2011年04月06日]
      掲載