【活用ガイド】

JVNDB-2011-001369

Apple iOS の Safari にある Safari 設定機能におけるユーザを追跡可能な脆弱性

概要

Apple iOS の Safari にある Safari 設定機能には、Safari アプリケーション実行時の Cookie の削除に関する処理に不備があるため、ユーザを追跡可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 3.0 から 4.2.1 (iPhone 3GS 以降の場合)
  • iOS 3.1 から 4.2.1 (iPod touch (3rd generation) 以降の場合)
  • iOS 3.2 から 4.2.1 (iPad 用)
  • iPad
  • iPhone
  • iPod touch

想定される影響

リモートの Web サーバにより、ユーザを追跡される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT4564
  • Apple セキュリティアップデート : HT4564
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0159
参考情報

  1. JVN : JVNVU#867452
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0159
  3. SecurityFocus : 46810
  4. SecurityTracker : 1025182
更新履歴

  • [2011年04月06日]
      掲載