【活用ガイド】

JVNDB-2011-001367

OpenSLP にサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenSLP には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。

OpenSLP は、Service Location Protocol (SLP) を実装したオープンソースのソフトウェアです。OpenSLP には、細工された SLP パケットの “next extension offset” が自身または、前の extension をポイントしている場合、無限ループに入る可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenSLP
  • OpenSLP Revision 1646 およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者によって、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。
対策

[アップデートする]
各ベンダや配布元が提供する情報をもとに本脆弱性が修正されたバージョンにアップデートしてください。
ベンダ情報

Novell OpenSLP VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3609
参考情報

  1. JVN : JVNVU#393783
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3609
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#393783
  4. Secunia Advisory : SA43601
  5. SecurityFocus : 46772
  6. ISS X-Force Database : 65931
  7. SecurityTracker : 1025168
  8. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0606
  9. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 71019
更新履歴

  • [2011年04月06日]
      掲載