【活用ガイド】

JVNDB-2011-001269

複数の Oracle 製品の Java DB コンポーネントにおける脆弱性

概要

複数の Oracle 製品の Java DB コンポーネントには、Security に関する処理に不備があるため、機密性に影響のある脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2009-4269 と類似した脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware ESX 3.0.3
  • VMware ESX 3.5
  • VMware ESX 4.0
  • VMware ESX 4.1
  • VMware ESXi
  • VMware vCenter 4.0 (Windows)
  • VMware vCenter 4.1 (Windows)
  • VMware VirtualCenter 2.5 (Windows)
  • VMware vSphere Update Manager 4.0 (Windows)
  • VMware vSphere Update Manager 4.1 (Windows)
サン・マイクロシステムズ
  • JDK 6 Update 23 およびそれ以前
  • JRE 6 Update 23 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、情報が漏えいする可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4474
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4474
  2. Secunia Advisory : SA43262
  3. SecurityFocus : 46407
  4. ISS X-Force Database : 65412
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0405
更新履歴

  • [2011年03月22日]
      掲載
    [2012年12月18日]
      影響を受けるシステム:VMware (VMSA-2011-0013) の情報を追加
      ベンダ情報:VMware (VMSA-2011-0013) を追加