【活用ガイド】

JVNDB-2011-001249

VMware vCenter Server の vCenter Tomcat Management Application における権限を取得される脆弱性

概要

VMware vCenter Server の vCenter Tomcat Management Application は、構成ファイル内にログイン認証情報を記憶してしまうため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware vCenter 4.1

想定される影響

ローカルユーザにより、構成ファイルの読み込みを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2928
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2928
  2. Secunia Advisory : SA43307
  3. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 70859
更新履歴

  • [2011年03月17日]
      掲載