【活用ガイド】

JVNDB-2011-001215

Adobe Reader および Acrobat における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Adobe Reader および Acrobat には、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Acrobat X (10.0) およびそれ以前
  • Adobe Reader X (10.0)
  • Adobe Reader 9.4.1 およびそれ以前

想定される影響

攻撃者により、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0605
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0605
  2. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2011-0004
  3. 警察庁 @police : アドビシステムズ社の Adobe Flash Player のセキュリティ修正プログラムについて
  4. Secunia Advisory : SA43207
  5. SecurityFocus : 46200
  6. ISS X-Force Database : 65308
  7. SecurityTracker : 1025033
  8. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0337
更新履歴

  • [2011年03月10日]
      掲載