【活用ガイド】

JVNDB-2011-001147

IBM DB2 における non-DDL ステートメントを実行される脆弱性

概要

IBM DB2 は、DBADM 権限を適切に破棄しないため、non-DDL ステートメントを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 9.1 FP10 未満
  • IBM DB2 9.5 FP6a 未満
  • IBM DB2 9.7 FP2 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、この権限の以前の所有権を利用されることによって、 non-DDL ステートメントを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0757
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0757
  2. Secunia Advisory : SA43148
  3. SecurityFocus : 46064
  4. ISS X-Force Database : 65008
  5. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 70773
更新履歴

  • [2011年03月02日]
      掲載