【活用ガイド】

JVNDB-2011-001128

Cisco IOS における証明書マップによる制限を回避される脆弱性

概要

Cisco IOS は、証明書マップの変更の際、公開鍵のキャッシュをクリアしないため、証明書マップによる制限を回避される脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCta79031 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.0 (1)XA1 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、過去に有効であったが、現時点で制限されているはずの証明書への接続を介して、証明書マップによる制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不正な証明書検証(CWE-295) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4685
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4685
  2. Secunia Advisory : SA42917
  3. SecurityFocus : 45769
  4. ISS X-Force Database : 64586
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0129
更新履歴

  • [2011年02月25日]
      掲載