【活用ガイド】

JVNDB-2011-001103

CSG2 上で稼働する Cisco IOS におけるアクセスおよび課金などの制限を回避される脆弱性

概要

Cisco Content Services Gateway Second Generation (CSG2) で稼働する Cisco IOS は、制限されていない宛先へ HTTP トラフィックを送信後に制限された宛先へ HTTP トラフィックを送信することで、アクセスおよび課金などの制限を回避される脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCtk35917 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.4 (11)MD
  • Cisco IOS 12.4 (15)MD
  • Cisco IOS 12.4 (22)MD
  • Cisco IOS 12.4 (24)MD3 未満
  • Cisco IOS 12.4 (24)MDA3 未満
  • Cisco IOS 12.4 (22)MDA5 未満
  • Cisco Content Services Gateway Second Generation

想定される影響

第三者により、アクセスおよび課金などの制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0348
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0348
  2. Secunia Advisory : SA43052
  3. SecurityFocus : 46022
  4. ISS X-Force Database : 64936
  5. SecurityTracker : 1024992
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2011-0229
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 70720
更新履歴

  • [2011年02月22日]
      掲載