【活用ガイド】

JVNDB-2010-005665

openSUSE の build で使用される cpio における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

openSUSE の build で使用される cpio には、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU cpio
Novell
  • openSUSE build 2007.05.10
  • openSUSE build 2010.07.28

openSUSE の build のその他のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

第三者により、RPM パッケージのアーカイブのシンボリックリンクを介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4226
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4226
更新履歴

  • [2014年02月10日]
      掲載