【活用ガイド】

JVNDB-2010-005653

Aircrack-ng におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Aircrack-ng には、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Aircrack-ng
  • Aircrack-ng 1.1 未満
Gentoo Linux
  • Gentoo Linux 1.1-r2 未満

想定される影響

第三者により、(1) EAPOL パケット内の過度に大きな length 値、または (2) 過度に長い EAPOL パケットを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Aircrack-ng Gentoo Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1159
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1159
更新履歴

  • [2013年10月30日]
      掲載