JVNDB-2010-005628

JVNDB-2010-005628
SAP Crystal Reports の ebus-3-3-2-6.dll モジュールにおける整数オーバーフローの脆弱性
概要
SAP Crystal Reports の ebus-3-3-2-6.dll モジュールの OBGIOPServerWorker::extractHeader 関数には、整数オーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)
CVSS v2 による深刻度基本値: 10.0 (危険) [NVD値] 攻撃元区分: ネットワーク攻撃条件の複雑さ: 低攻撃前の認証要否: 不要機密性への影響(C): 全面的完全性への影響(I): 全面的可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム

SAP Crystal Reports 2008

想定される影響
第三者により、巧妙に細工されたサイズを伴う GIOP パケットを介して、ヒープベースのオーバーフローを誘発され、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策
ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報
SAP SAP : Crystal Reports
CWEによる脆弱性タイプ一覧 CWEとは?
数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE) CVEとは?
CVE-2010-3032
参考情報
National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3032
更新履歴
[2012年12月20日] 掲載

SAP Crystal Reports の ebus-3-3-2-6.dll モジュールにおける整数オーバーフローの脆弱性