【活用ガイド】

JVNDB-2010-005442

Samba の smbd におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Samba の smbd の process.c の chain_reply 関数には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、およびプロセスクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Samba Project
  • Samba 3.4.8 未満、および 3.5.2 未満の 3.5.x

想定される影響

第三者により、特定の 0x0003 フィールド値を伴う Negotiate Protocol リクエストの後に特定の 0x8003 フィールド値を伴う Session Setup AndX リクエストを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、およびプロセスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Samba Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1635
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1635
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載