【活用ガイド】

JVNDB-2010-005429

Beijing Rising International Rising Antivirus における権限を取得される脆弱性

概要

Beijing Rising International Rising Antivirus は、0x83003C07 を含む特定の IOCTL への入力を適切に検証しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Beijing Rising International Software
  • Rising Antivirus 2008 から 2010

想定される影響

ローカルユーザにより、以下への巧妙に細工された IOCTL リクエストを介して、権限を取得される可能性があります。
(1) HookCont.sys デバイスドライバ
(2) HookNtos.sys デバイスドライバ
(3) HOOKREG.sys デバイスドライバ
(4) HookSys.sys デバイスドライバ
(5) \Device\RSNTGDI を経由して到達可能な RsNTGdi.sys カーネルモジュール
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Beijing Rising International Software
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1591
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1591
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2010/04/28
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20