【活用ガイド】

JVNDB-2010-005365

libESMTP の smtp-tls.c における信頼済み証明書を偽装される脆弱性

概要

libESMTP の smtp-tls.c の match_component 関数は、2 つの文字列において一方が他方のサブストリングである場合は同一として扱うため、信頼済み証明書を偽装される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


stafford.uklinux
  • libesmtp 1.0.3.r1、および 1.0.4 を含むその他のバージョン

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された subjectAltName を介して、信頼済み証明書を偽装される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

stafford.uklinux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1194
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1194
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載