【活用ガイド】

JVNDB-2010-005364

libESMTP における任意の SSL サーバになりすまされる脆弱性

概要

libESMTP は、X.509 証明書のサブジェクトの Common Name (CN) フィールド内のドメイン名の '\0' キャラクタを適切に処理しないため、任意の SSL サーバになりすまされる脆弱性が存在します。
本問題は、CVE-2009-2408 に関連する問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


stafford.uklinux
  • libesmtp 1.0.4 およびそれ以前

想定される影響

攻撃者により、巧妙に細工された正規の Certification Authority 発行の証明書を介して、任意の SSL サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

stafford.uklinux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1192
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1192
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載