【活用ガイド】

JVNDB-2010-005029

PulseAudio の core-util.c における任意のファイルのパーミッションを変更される脆弱性

概要

PulseAudio の core-util.c の pa_make_secure_dir 関数には、任意のファイルの所有権およびパーミッションを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


PulseAudio
  • PulseAudio 0.9.10 および 0.9.19

想定される影響

ローカルユーザにより、/tmp/.esd-##### テンポラリファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルの所有権およびパーミッションを変更される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

PulseAudio
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1299
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1299
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載

公表日2010/03/18
登録日2012/12/20
最終更新日2012/12/20