【活用ガイド】

JVNDB-2010-004870

Microsoft Windows Help などの sysinfo/commonFunc.js におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Windows XP および Windows Server 2003 用の Microsoft Windows Help および Support Center の sysinfo/commonFunc.js の GetServerName 関数には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
本脆弱性は、ユーザーの介入なしで任意のコマンドを実行するために CVE-2010-1885 で活用される可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

第三者により、sysinfo/sysinfomain.htm への svr パラメータを介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2265
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2265
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#578319
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載