【活用ガイド】

JVNDB-2010-004864

Red Hat libvirt におけるホスト OS 上で任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

Red Hat libvirt は、ユーザが指定した主要ディスクのフォーマット形式を参照せずに、ディスクのバッキングストアを参照するため、ホスト OS 上で任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


libvirt.org
  • libvirt 0.6.1 から 0.8.2

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、ホスト OS 上で任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

libvirt.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2237
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2237
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載