【活用ガイド】

JVNDB-2010-004812

MySQL におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

MySQL にはサービス運用妨害 (サーバクラッシュおよびデータベース損失) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MySQL AB
  • MySQL 5.1.48 未満

想定される影響

データベース変更権限を持つリモート認証されたユーザにより、. (ドット)、.. (ドットドット)、../ (ドットドットスラッシュ) または同様のシーケンス後の #mysql50# 文字列を伴う ALTER DATABASE コマンド、および UPGRADE DATA DIRECTORY NAME コマンドを介して、MySQL の特定ディレクトリのサーバデータディレクトリへの移動が発生し、サービス運用妨害 (サーバクラッシュおよびデータベース損失) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MySQL AB
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. コマンドインジェクション(CWE-77) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2008
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2008
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2010/06/02
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25