【活用ガイド】

JVNDB-2010-004752

Microsoft Windows 2000 SP4 などの smtpsvc.dll の DNS の実装における DNS 応答を偽装される脆弱性

概要

Microsoft Windows 2000 SP4、Windows XP SP3、Windows Server 2003 SP2、Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2008 R2、Exchange Server 2003 SP3、Exchange Server 2007 SP2、および Exchange Server 2010 の smtpsvc.dll の DNS の実装は、クエリの応答のトランザクション ID を検証しないため、DNS 応答を偽装される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2010-0024 および CVE-2010-0025 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Exchange Server 2003 SP3 およびそれ以前、2007 SP2 およびそれ以前、および 2010
  • Microsoft Windows Server 2003 2003 SP2 およびそれ以前、2008 SP2 およびそれ以前、および 2008 R2
  • Microsoft Windows XP sp3 SP 3 およびそれ以前

想定される影響

中間攻撃者により、DNS 応答を偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1690
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1690
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載