【活用ガイド】

JVNDB-2010-004723

IBM WebSphere DataPower XML Accelerator XA35 などの製品におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM WebSphere DataPower XML Accelerator XA35、Low Latency Appliance XM70、Integration Appliance XI50、B2B Appliance XB60、および XML Security Gateway XS40 SOA Appliances には、QLOGIC Ethernet インターフェースが使用されている際、サービス運用妨害 (インターフェース停止) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere DataPower B2B アプライアンス XB60
  • IBM WebSphere DataPower Integration アプライアンス XI50
  • IBM WebSphere DataPower Low Latency アプライアンス XM70
  • IBM WebSphere DataPower XML Accelerator XA35
  • IBM WebSphere DataPower XML Security Gateway XS40 3.8.0.0 未満の SOA Appliances

想定される影響

第三者により、送信先 IP アドレス 0.0.0.0 への不正な ICMP パケットを介して、サービス運用妨害 (インターフェース停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1612
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1612
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載