JVNDB-2010-004663

JVNDB-2010-004663
IBM Systems Director の Director Agent における権限を取得される脆弱性
概要
AIX および Linux 上で稼動する IBM Systems Director の Director Agent は、(1) diruninstall および (2) opt/ibm/director/bin/wcitinst スクリプトに誤ったパーミッションを使用するため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)
CVSS v2 による深刻度基本値: 7.2 (危険) [NVD値] 攻撃元区分: ローカル攻撃条件の複雑さ: 低攻撃前の認証要否: 不要機密性への影響(C): 全面的完全性への影響(I): 全面的可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム

IBM director agent 6.1.2.3 未満の 6.1

想定される影響
ローカルユーザにより、(1) diruninstall および (2) opt/ibm/director/bin/wcitinst スクリプトを実行されることで、権限を取得される可能性があります。
対策
ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報
IBM IBM : Director
CWEによる脆弱性タイプ一覧 CWEとは?
認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE) CVEとは?
CVE-2010-1347
参考情報
National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1347
更新履歴
[2012年09月25日] 掲載

IBM Systems Director の Director Agent における権限を取得される脆弱性