【活用ガイド】

JVNDB-2010-004556

OpenSSL における秘密鍵を特定される脆弱性

概要

Xilinx Virtex-II Pro FPGA の Gaisler Research LEON3 SoC 上で稼動する OpenSSL は、特定の署名計算に対する Fixed Width Exponentiation (FWE) アルゴリズムを使用し、呼び出し元に提供する前に署名を検証しないため、秘密鍵を特定される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenSSL Project
  • OpenSSL 0.9.8i

想定される影響

攻撃者により、マイクロプロセッサへの変更された供給電圧を介して、秘密鍵を特定される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenSSL Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0928
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0928
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載