JVNDB-2010-004543

JVNDB-2010-004543
ncpfs の ncpmount などのプログラムにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
概要
ncpfs の (1) ncpmount、(2) ncpumount、および (3) ncplogin プログラムは、ロックファイルを適切に作成しないため、サービス運用妨害 (アプリケーション失敗) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)
CVSS v2 による深刻度基本値: 2.1 (注意) [NVD値] 攻撃元区分: ローカル攻撃条件の複雑さ: 低攻撃前の認証要否: 不要機密性への影響(C): なし完全性への影響(I): なし可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム

ncpfs ncpfs 2.2.6

想定される影響
ローカルユーザにより、プログラム終了後に残る /etc/mtab~ ファイルの作成を誘発され、サービス運用妨害 (アプリケーション失敗) 状態にされる可能性があります。
対策
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報
ncpfs ncpfs : Bug 558833
CWEによる脆弱性タイプ一覧 CWEとは?
認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE) CVEとは?
CVE-2010-0791
参考情報
National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0791
更新履歴
[2012年09月25日] 掲載

ncpfs の ncpmount などのプログラムにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性