【活用ガイド】

JVNDB-2010-004453

Novell Netware におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Novell Netware は、以下によって適切に処理されないため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、メモリの消費、ABEND、およびクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Novell
  • Novell NetWare 6.5 SP8

想定される影響

第三者により、以下に示す機能にて適切に処理されない大量の不正な形式のリクエスト、または AFP リクエストを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、メモリの消費、ABEND、およびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
(1) CIFS.nlm Semantic Agent (ビルド 163 MP) 3.27 の CIFS 機能
(2) AFPTCP.nlm ビルド 163 SP 3.27 の AFP 機能
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0317
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0317
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載