【活用ガイド】

JVNDB-2010-004360

ngIRCd の Conn_GetCipherInfo 関数などにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ngIRCd の src/ngircd/conn.c の (1) Conn_GetCipherInfo および (2) Conn_UsesSSL 関数には、SSL/TLS サポートが存在している、およびスタンドアロンモードが無効になっている際、配列インデックスエラーにより、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Alexander Barton
  • ngIRCd 13 および 14

想定される影響

第三者により、同一の IRC ネットワークの別サーバから MOTD コマンドを送信されることで、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Alexander Barton
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4652
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4652
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2010/02/26
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25