【活用ガイド】

JVNDB-2010-004347

Mort Bay Jetty における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Mort Bay Jetty は、非印字文字をサニタイズせずにバックトレースデータを書き込むため、任意のコマンドを実行される、およびファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、以下の値の不備があります。
(1) cookie/ 配下の test-jetty-webapp/src/main/java/com/acme/CookieDump.java の Cookie Dump Servlet に対するデフォルト URI への Age パラメータの文字列の値
(2) jsp/expr.jsp への A パラメータのアルファベット順の値
(3) 任意のアプリケーションへの Content-Length HTTP ヘッダのアルファベット順の値
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mort Bay Consulting
  • Jetty 6.x および 7.0.0

想定される影響

第三者により、ターミナルエミュレータに対するエスケープシーケンスを含む HTTP リクエストを介して、window のタイトルを変更される、任意のコマンドを実行される、およびファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mort Bay Consulting
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4611
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4611
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2010/01/13
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25