【活用ガイド】

JVNDB-2010-004306

SilverStripe におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

SilverStripe は、下記のためにトークンが生成する際、脆弱なエントロピーを使用するため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。

(1) CSRF 保護メカニズム
(2) 自動ログイン
(3) "forgot password (パスワードを忘れた場合の)" 機能
(4) パスワードソルト
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


SilverStripe
  • SilverStripe 2.3.10 未満の 2.3.x
  • SilverStripe 2.4.4 未満の 2.4.x

想定される影響

第三者により、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SilverStripe
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-5079
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-5079
更新履歴

  • [2012年09月20日]
      掲載