【活用ガイド】

JVNDB-2010-004296

X.Org xserver の Render 拡張における任意のメモリを読まれる脆弱性

概要

X.Org xserver の Render 拡張 (render/render.c) 内の ProcRenderAddGlyphs 関数には、任意のメモリを読まれる、およびサービス運用妨害 (サーバクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


X.Org Foundation
  • X.Org X Server 1.7.7 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、任意のメモリを読まれる、およびサービス運用妨害 (サーバクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM X.Org Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4819
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4819
更新履歴

  • [2012年09月07日]
      掲載