【活用ガイド】

JVNDB-2010-003955

Asterisk Open Source の main/acl.c における ACL ルールおよびアクセスサービスを回避される脆弱性

概要

Asterisk Open Source の main/acl.c は、CIDR 表記 "/0" が permit= および deny= の設定ルールに使用されている際、リモートホストアクセスコントロールを適切に実施しないため、許可しないホストからの ACL ルールおよびアクセスサービスを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Open Source 1.6.0.25 未満の 1.6.0.x、1.6.1.17 未満の 1.6.1.x、および 1.6.2.5 未満の 1.6.2.x

想定される影響

第三者により、適切でない演算シフトを誘発される、許可しないホストからの ACL ルールを回避される、およびアクセスサービスを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1224
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1224
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載