【活用ガイド】

JVNDB-2010-003863

Windows 2000 および XP 上で稼動する avast! の Aavmker4.sys におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Windows 2000 および XP 上で稼動する avast! の Aavmker4.sys は、IOCTL 0xb2d60030 への入力を適切に検証しないため、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態となる、または権限を取得する任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


AVAST Software s.r.o.
  • avast antivirus home Windows 2000 および XP 版の 4.8 から 4.8.1368.0、5.0.418.0 未満の 5.0
  • avast antivirus professional Windows 2000 および XP 版の 4.8 から 4.8.1368.0、5.0.418.0 未満の 5.0
マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows XP sp3 

想定される影響

ローカルユーザにより、メモリの破損を誘発する巧妙に細工されたカーネルアドレスを使用する IOCTL リクエストを介して、サービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる、または権限を取得する任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

AVAST Software s.r.o. マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0705
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0705
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載