【活用ガイド】

JVNDB-2010-003825

fetchmail の sdump 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

fetchmail の sdump.c の sdump 関数には、char が符号化されているプラットフォーム上で、verbose モードが稼動している際、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fetchmail Project
  • Fetchmail 6.3.11、6.3.12、および 6.3.13

想定される影響

第三者により、ハイビットセットを伴う印刷不可の文字を含む SSL X.509 証明書を介して、エスケープ処理中にヒープベースのバッファオーバーフローを誘発され、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fetchmail Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0562
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0562
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載