【活用ガイド】

JVNDB-2010-003812

Asterisk Open Source におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Asterisk Open Source および Business Edition には、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Open Source の 1.6.0.22 未満の 1.6.0.x、1.6.1.14 未満の 1.6.1.x、1.6.2.2 未満の 1.6.2.x、および Business Edition C.3.3.2 未満の C.3

想定される影響

第三者により、(1) 欠落した、(2) 負の数を含むために変更された、または (3) 過度に大きい数字を含むために変更された SDP FaxMaxDatagram フィールドを持つ SIP T.38 ネゴシエーションを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0441
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0441
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載