【活用ガイド】

JVNDB-2010-003718

D-Link DIR-615 におけるDNS 設定を変更される脆弱性

概要

D-Link DIR-615 には、apply.cgi に対する管理認証を必要としないため、以下の脆弱性が存在します。
(1) admin パスワードを変更される脆弱性
(2) Wi-Fi ネットワークのセキュリティ要件を無効にされる脆弱性
(3) DNS 設定を変更される脆弱性
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


D-Link Systems, Inc.
  • DIR-615 firmware 3.10NA

想定される影響

第三者により、以下の可能性があります。
(1) admin_password パラメータを介して、admin パスワードを変更される可能性
(2) Wi-Fi ネットワークのセキュリティ要件を無効にされる可能性
(3) DNS 設定を変更される可能性
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

D-Link Systems, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4821
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4821
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載