【活用ガイド】

JVNDB-2010-003665

Accellion Secure File Transfer Appliance における権限を取得される脆弱性

概要

Accellion Secure File Transfer Appliance は、必要以上の sudo 権限で実行される重要なコマンドおよび引数へのアクセスを適切に制限しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Accellion
  • secure file transfer appliance 8_0_105 未満

想定される影響

ローカル管理者により、(1) /usr/local/bin/admin.pl の --file_move アクションの任意の引数、または (2) chmod コマンドまたは (3) 特定の cp コマンド内のハードリンク攻撃を介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Accellion
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4648
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4648
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載