【活用ガイド】

JVNDB-2010-003612

Ghostscript における任意の PostScript コマンドを実行される脆弱性

概要

Ghostscript は、カレントワーキングディレクトリから初期化ファイルを読み込むため、任意の PostScript コマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Artifex Software
  • GPL Ghostscript 8.71 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、トロイの木馬のファイルを介して、任意の PostScript コマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Artifex Software オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-2055
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-2055
更新履歴

  • [2012年04月20日]
      掲載