【活用ガイド】

JVNDB-2010-003606

Opera の VEGAOpBitmap::AddLine 関数における無効なメモリへ書き込みされる脆弱性

概要

Opera の VEGAOpBitmap::AddLine 関数は、SELECT 要素の SIZE 属性の処理の間に適切にメモリを初期化しないため、無効なメモリへ書き込みされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Opera Software ASA
  • Opera 10.61 未満

想定される影響

第三者により、過度に大きい整数属性の値を介して、無効なメモリへ書き込みされる、およびサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ)、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Opera Software ASA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1824
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1824
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2010/08/12
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27