【活用ガイド】

JVNDB-2010-003544

IBM TSM の Space Management クライアントにおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

IBM Tivoli Storage Manager (TSM) の Hierarchical Storage Management (HSM) コンポーネントの Space Management クライアントには、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) Unix および Linux 版 5.4.3.4 未満の 5.4.x、5.5.3 未満の 5.5.x、6.1.4 未満の 6.1.x、および 6.2.2 未満の 6.2.x

想定される影響

第三者により、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4606
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4606
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載