【活用ガイド】

JVNDB-2010-003503

Pidgin の directconn.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Pidgin の libpurple の MSN プロトコルプラグイン の directconn.c には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Pidgin
  • libpurple 2.7.6 から 2.7.8
  • Pidgin 2.7.9 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、DirectConnect セッション内の短い p2pv2 パケットを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Pidgin オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4528
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4528
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載
    [2012年09月28日]
      ベンダ情報：オラクル (Multiple vulnerabilities in Pidgin) を追加

公表日2010/12/26
登録日2012/03/27
最終更新日2012/09/28