【活用ガイド】

JVNDB-2010-003370

dracut におけるローカルユーザの tty0 からターナミルデータを読まれる脆弱性

概要

dracut および udev の plymouth-pretrigger.sh は、Fedora 上で稼動する場合、/dev/systty デバイスファイルに対して弱いパーミッションを設定されるため、ローカルユーザの tty0 からターナミルデータを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


dracut Project
  • dracut (Fedora 13 および 14 版)
kernel.org
  • udev (Fedora 13 および 14 版)

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ローカルユーザの tty0 からターナミルデータを読まれる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

dracut Project Fedora Project kernel.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なデフォルトパーミッション(CWE-276) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4176
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4176
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載