【活用ガイド】

JVNDB-2010-003239

curl における絶対パストラバーサルの脆弱性

概要

curl には、--remote-header-name または -J オプションが使われる際、絶対パストラバーサルの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Haxx
  • cURL 7.20.0 から 7.21.1

想定される影響

リモートサーバにより、Content-disposition HTTP ヘッダ内で path コンポーネントの区切り文字として \ (バックスラッシュ) が使われることで、任意のファイルを作成または上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Haxx
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3842
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3842
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2010/10/13
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27