【活用ガイド】

JVNDB-2010-003219

IBM DB2 UDB の Query Compiler コンポーネントにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM DB2 UDB の Query Compiler、Rewrite および Optimizer コンポーネントには、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 FP6a 未満の 9.5

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、特定の UNION ALL ビューを含む巧妙に細工されたクエリを介して、コンパイルが長時間となり、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-3735
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-3735
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2010/10/05
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27